やちよ絵手紙の森美術館

2018年1月の絵手紙エッセー『夢を追いかけて』

新しい年が始まり、また日常の流れが
戻ってきました
のどかで、何にもない平凡な暮らし
ベランダ側の温かな陽だまりの部屋で
新聞を読んでいるうちに、うとうとうと
幸せな時間が過ぎていく
それから、暫く夢の中にいた
早く、早く、早く、何とかしなくちゃ
まだまだまだまだ・・・・。
若い頃の足取りはいつも急ぎ足で
慌ただしい時間に追いまくられていた
あれも、これも、もっともっと
夢は途方もなく限りなく広がっていて
破られていく現実に打ちのめされた
しかし今は小さな幸せを知ったお陰で
のんびりと時間を楽しむ事も出来る
夢は大きい方がいい、掴めなくても
夢に向かって追いかける生き方がいい
あの、若い頃の破られた夢のぶんだけ
楽しい生き方が出来たんだもの
いつも夢は追いかけていたいなぁ~

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