やちよ絵手紙の森美術館

2016年10月の絵手紙エッセー『心の宝物』

秋の装いは樹々の彩りから始まる
街路樹が色づき始めて
街並みを行き交う人々も心なしか
カラフルな秋色に見えたりする
あの、真っ盛りの
オリンピックの賑わいも落ち着いて
また日常の静けさが秋と共に戻り
次の夢に向かって動き出した
東京での開催は四年後
日本中の人々が夢を貰った
考えれば色々な問題も山積みしているが
それでも目標となる一つの夢が
目の前にあるという事は素晴らしいこと
勿論、その夢に向かって研鑽努力している
スポーツ界の人々は言うまでもないが
観戦者としての私も心の参加者である
夢は、誰にとっても宝物
夢は、生きる希望となる
東京オリンピック、パラリンピックは
世界中の人々が絶賛するような
競技も精神も美しい日本でありたい

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