やちよ絵手紙の森美術館

2020年1月の絵手紙エッセー『頑張ろうね』

さて、十二支の始まりは『ねずみ』
ちょっと敬遠される動物だけど
ねずみ年生れの人はお金持ちが多い
と、聞いたことがある
昔はどの家々にも米蔵があって
その米蔵の大敵はねずみだったそうな
どんな小さな穴からも侵入し
米俵を食いつぷず、正に天下取りの
名人は『ねずみ』ではないかと評される
さて、私はねずみが嫌いだけれど
なぜか、ねずみ年生まれの友人が多い
そう言えば五人の内、四人は太っ腹
何でもご馳走してくれるし気前がいい
困りごとがあれば直ぐにやって来て
チュ、チュッと解決してくれる
考えてみれば『ねずみ算』と言うとおり
五人の内、四人は皆、子供は三人ずつ
その内の一人は五人の子供がいて
それぞれが立派な企業家である
今や少子化時代にあって、鼠算式に
もうチュッと頑張ってもらいたいものだ

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