やちよ絵手紙の森美術館

『真っ赤な夢』(2026年6月の絵手紙エッセー)

『真っ赤な夢』(2026年6月の絵手紙エッセー) 日増しに暑さが厳しくなってきた
街路樹の木陰を探しながら歩き
アーケードのひさしの下を歩き
日傘を差しサングラスは欠かせない
焼け付くようなアスファルトからは
メラメラと陽炎は立ち上ぼる
この夏、この暑さとの戦いに
打ち勝ちながら、しかも元気そうに
生きてゆかねばならない
ちょっとオーバーな言い方だけど
そんな覚悟が必要な程
厳しい夏が始った。と、言うことだ
熱い風の中、せせら笑うように
庭先のハイビスカスの花は
風に揺れている
キッ!と、灼熱の太陽に向かって
真っ向から立ち向かっている
しかも、なんて事もない表情で
しかも、涼しげに、心の中の
大きな夢を見せつけるように
真っ赤な花びらは風に揺れている

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